大倉山の人々

大倉山の人々#3【肉のヤマザキ②】

大倉山の人々#3-②
【肉のヤマザキ】
山崎孝史(やまざきたかし)さん
   山崎和真(やまざきかずま)さん
大倉山駅から、綱島方面
線路沿いに歩くこと10

大曽根商店街にある
家族で経営する

精肉店のお話、後編です。

前編
■おじいちゃんの話
■親子の話
■孝史さんの話

昭和・平成から
令和の時代を追いかける
進化型精肉店の実態

Q:お肉以外の商品選びの経緯を教えてください。

和真お肉を美味しく食べる方法
提案したくて、店内の棚
陳列し始めました。
商品は全て他の所から取り寄せていて
昔からの付き合いではなく
厳選した上でセレクトしています
自分が出先で食べて
美味しい!となったら
裏をみて、電話して。

孝史:シンプルにお客様が
美味しいと感じるものを提案したくて。
あの棚にあるものは
実は相手側の小売り希望価格なんです。
ネットで取り寄せもできるのですが
当然、送料がかかる。
うちで買えばその送料はかかりません。

和真棚商品の中で
世界のアトミ食堂
さんとコラボした
アトミカレーのスパイス販売
うちにとっては新しい一歩でした
初日から20パック即日完売
電話が鳴りっぱなしで朝から大変でした
街でバズりました(笑)

孝史:そのとき気を抜いていて
おじいちゃんが
「うちはカレー屋になったのか?」
言っていました(笑)
お客さんはいないのに
問い合わせの電話はすごかった

和真:来店された事がない
お客様にもたくさん来て頂いて
販売すれば常に3日以内で完売します

 

【取材のこぼれ話④ & 思ったこと】
和真さんのお話)

高校卒業後、肉のヤマザキに入社し
19歳の頃から
本格的に家業に参加した和真さん

1年目はとにかく覚える作業
2年目3年目から動き出し
インプットの作業を開始した

和真:僕にとっては
長津田にある精肉店が先生なんです。
このお店はすごいってことで
親父に見せてもらっていました。

和真さんは、その長津田にある
中山肉店の店主に
「パクればいい。
あとは、やるかやらないか。
実際に行動に移すかどうかで
お店は変わる。
ウチを見てやれることがあれば

どんどんパクれ。」

という言葉をかけられ

様々な事を仕掛け始める

■会社のブランディング
■ローストビーフの見本
■店内の手書きPOP
■棚商品

全てのアイデアを
肉のヤマザキに落とし込んだ

0(ゼロ)の状態から
全てを学び始めたからこその強み
スポンジのように
あらゆる手法を吸収し

SNSを使って
マーケティングをすることで
新しい客層を取り込み

平成から令和にかけて
お店のアップデートに成功している

和真さん
物心がつく前から
毎日お店の裏側を目にし
家族の働く姿を見て育った

幼少期から多くのお客様に見守られ
多くの大人達に接する事で
自然と培われた商才が
カタチになり始めている

Q:大曽根商店街のことを教えてください

孝史大曽根商店街
昔は全てお店が入っていて
週末は、自転車も通れず
人で溢れかえっていました。
みんな本当に仲がよくて
商人の子は店で育って
商店街に育てて貰っていました。

大倉山の駅
東横線がストライキになると
先生が学校に来れないから
線路の上で遊んでいたり
昔はそれが許されてましたね(笑)

【取材のこぼれ話⑤ & 思ったこと】
家族のお話)

大曽根商店街
多くの店舗が連なっていて
今もなお地元の皆様
子育て世代のママさん達に
愛されるアットホームな商店街

孝史:商売って女の人が
しっかりしていないと成り立たない
ほんと、親父適当だから(笑)
女の人は本当にすごい

というぐらい
いまだに商店街のお母さん達
ヤマザキのお母さん達に
会いにくるお客さんが多いという。

大曽根商店街
昔ながらの人情味豊かな商店街。
子供達に優しく
「おかえりー」と言ってくれたり
「大きくなったねー」
成長を見守ってくれたり

懐かしいスタイルが今も
当たり前の日常として
存在し続けている。

Q:地域の保育園への卸しについて教えてください

孝史:うちは本当に数える程しか
卸しをやっていないです。
保育園の卸しは周辺の地域の
保育園に配達に行っています。

その理由は

■子供が食べるんだから
人よりもいいモノを
子供には食べさせないといけない

■うちで販売しているモノと
同じモノを食べさせる

■味覚が出来上がる時に
本物の美味しいモノを食べていると
大人になっても
まずいモノも食べられる

この考えは全て
おじいちゃんの教えです

【取材のこぼれ話⑥ & 思ったこと】
地域貢献のお話)

以前、肉のヤマザキさんの
インスタライブで
孝史さんがお話をされていましたが

保育園にこんな悩みの
問い合わせがあったそうです。

「家のお肉は食べないけど
保育園のお肉は食べる」

そのお母さんが
調理さんに仕入れ先を聞いて
ヤマザキさんお肉
買いにきたとのこと。

近隣小学校の家庭科の授業でも

子供が学校で食べたお肉
林SPFの豚が
美味しい!とお母さんに伝え
商店街まで、わざわざ買いにくる

子供の頃に食べた味は
大人になっても忘れないし
実家で母が作ってくれた
味は一生忘れない

おじいちゃんや
ヤマザキさん達の真心
地域の子供たちに
いいモノを食べてもらいたい
という気持ち

この気持ちが地域の子供達
そして保育園への子供達の胃袋へ
ダイレクトに伝わり
世代を超えて
大人から子供、そして
孫の世代まで
ヤマザキの味が受け継がれていく。

 

Q:最後に皆さんに伝えたいことは
ありますか?

和真:商品の幅を増やしていって
色々定着させて、慣れてきたら
利便性を求めていきたいですね。
今後は
生産性を合致させて行くことが課題です。

孝史:1つずつ何年かかけてやっていきたい。
時代に追いついていけるようなスタイル
でやりたいですね!

取材後記

私は
大倉山に住み始めて10年以上
経ちますが
大曽根商店街の温かさ
肉のヤマザキの温かさに
救われた1人です。

大倉山に来て
右も左もわからない時
大曽根商店街で買い物をし
大倉山のこと
地域の事を色々教えて頂きました。

コロナ禍でスーパーの物が
買えないかもと不安になった時
「大丈夫だよ、うちは
山ほど肉があるから
いつでも来てね!」
声をかけてくれました。

ヤマザキさんに通い始めた頃は
和真さんはまだ高校生。
アルバイトとして
店頭に立っていた姿を思い出します

おじいちゃん、おばあちゃん
家族の皆様には
料理の些細なヒントを
何気ない会話から教えて頂きました。

この
何気ない会話こそが
商店街、肉のヤマザキの魅力
対面で会話をすることで
自然と内に抱える
小さな悩みも
変な強がりも
全部吹き飛ぶぐらい
真心で接客してくれる。
本当にありがたい日常です

最後に
孝史さん

Q:つまづいた事はありますか?
と質問をすると

「しょっちゅうあるよ!
結局は、その日のうちに消化するし
家族みんなポジティブ

売り上げ行かないな。
天気悪いしな。
天気良くても、花見いってるのかな?」

とお答え頂きました。

1日の売り上げを求めるのではなく
先を見て前をむく。

仕掛けは早めに。
答えは求めず、
おいおい結果が出ると信じ
先を見て前をむく。

日々の過程を大切にするからこそ
1人1人の
お客様に対し全集中する

肉のヤマザキ
テーブルに並ぶまで
をイメージし
様々なお肉を提供してくれる
アットホームな精肉店

 

ヤマザキさん
毎日、美味しいお肉惣菜
お肉にまつわる様々な
商品を提供して頂き
本当にありがとうございます!

この度は
前編・後編 読んで頂き
本当にありがとうございます。

肉のヤマザキ  

〒222-0003
神奈川県横浜市港北区大曽根1-26-1
TEL 045-542-5529

日曜定休日詳しい詳細は
公式Instagramをご確認くださいませ!

ABOUT ME
ookurayamachannnel
気づけば 大倉山に10年住んでおります! この街の日常・魅力を多くの方へ届けたいと思っております。 気になったことはTwitterやInstagramなどにも配信。 地元の皆様・大倉山に興味のある皆様のアンテナとして 当たり前の日常を一緒に共有できますように。